予防歯科
あなただけのメンテナンスでより健康な歯を

なぜ予防歯科が大切なのか

歯を失う原因は、虫歯50%、歯周病50%です。
なぜ歯周病と同じくらい虫歯が原因で歯を抜くようになるのか。それは、子供の頃に虫歯になって治療した歯が、何度も再治療を繰り返した結果として、抜歯になっている場合が多いのです。
50代までに歯を失う原因のほとんどは虫歯です。歯周病で歯を失うのは、高齢者になってからのことです。
日本は、虫歯を予防するのではなく、治療するから、結局は歯を失ってしまいます。だから、本当は歯を削ってはいけないのです。ところが日本では、ずっと虫歯を見つけたら出来るだけ早く治療する(削る)という間違った常識が今も続いています。
虫歯を治療すると、なぜ歯が無くなってしまうのでしょうか。虫歯をほっといて、痛みが出るようになってから歯科に行くと、虫歯の周りの歯を削り、削った部分を詰め物で埋めたり、被せるという治療が行われます。
この治療によって、痛みや機能障害はなくなりますが、治療した歯の内部には、ほとんど確実に虫歯菌が残って増殖します。つまり、もと通りになったわけではないのです。
治療当初は、完全に密閉されていたとしても、詰め物と歯の間には、接着剤となるセメントが介在し、そのセメントは時間とともに唾液によって流失するため、どうしても隙間ができてきます。
こうして、虫歯の治療後4~5年後の内に高い確率で虫歯の再発が起こります。治療したところが再び痛みだしたり、詰め物が離脱し、再治療のために、また歯科へ行くことになります。すると、歯科医は詰め物を取ったり、神経を取ったりして、虫歯菌によって浸食された部分をさらに削り、改めて金属などを被せます。
こういうことを何回か繰り返せば、自分の歯はどんどん小さくなり、4~5回も繰り返せば、抜歯となります。
日本では、このような虫歯治療が常識として広く行われてきました。
問題はそれだけではありません。
日本では、虫歯は、早期発見、早期治療の掛け声のもと、学校検診ですべての小、中高生の歯を調べ、初期の虫歯を徹底的に探し出し、歯科を受診させ、せっせと削る治療を行います。
虫歯を削って埋める。虫歯が再発して削って埋める。という繰り返しで、若い年齢で歯を失う結果につながります。
したがって、早期発見して早期治療する(削る)ということは、やってはいけないことです。
早期発見することは、大切なことですが、削るための早期発見であってはいけません。
歯を削ったらもう絶対に元には戻りません。つまり、虫歯は、従来の治療をしてはいけないのです。虫歯にならないように、歯科でしっかりと定期的なケアをしていれば、虫歯や歯周病にもならず、死ぬまで歯を抜かなくてもよいのです。
では、虫歯が早期発見されたら、どうすればよいのでしょうか。
虫歯には、急性と慢性のものがあり、急性はすぐに歯髄の保護などの処置をしますが、そうでない慢性の場合は、予防処置を施しながら、長期的に観察していけばよいのです。
以前は、一度虫歯になると、自然治癒することはないと言われてきましたが、最近は、Co、C₁程度の虫歯は、何も治療しなくても、しっかりケアしていけば、進行が止まることがわかってきました。
さらに、予防措置によって、口の中が良い環境になれば、虫歯の穴は再石灰化によって少しずつ修復されていき、自然に治っていくこともわかってきました。
そして、歯科医が歯を削るのではなく、歯科衛生士さんが定期的に予防措置を行うことで、口の中の環境も良くなるのです。
軽度の虫歯は、痛くなければ、そして進行していなければ、放置しておいても問題はありません。大切なのは、虫歯や歯周病ができてしまった、それまでの口内環境を放置しないで、いつも再石灰化のような自然治癒力が働く環境を作っておく。ということです。
それは、歯科へは痛くなったから行くところではなく、詰め物が取れたから行くところでもありません。
歯科は、痛くないけど、虫歯にならないように定期的に訪れて、口腔ケアをしてもらうところです。
予防歯科を定期的に行うことができれば、死ぬまで自分の歯で生活することが出来ます。
このように、予防歯科は、歯科治療で最も重要です。

当院の治療を受けてみたい方は、 0869-63-3211 へお電話ください。

予防歯科について

歯科で治療を行って、詰め物やかぶせ物、入れ歯やインプラントや歯周病の治療を受けた人は、定期的なメンテナンスを続ける必要があり、この定期的なメンテナンスをすることが予防歯科です。
さらに虫歯、歯周病などの根本原因を取り除くことが予防歯科です。
虫歯は、口の中にいる虫歯菌が糖を原料に酸を作り、その酸が歯を溶かすことで起こります。虫歯菌は、だれの口の中にもいる口腔常在菌です。
予防歯科では、砂糖だけが虫歯発症のリスク要因というわけではなく、宿主の要因、病原菌の要因などが相互に関与するとされています。
しかし、虫歯発症率は砂糖の摂取量に比例しており、虫歯は砂糖の摂りすぎによって起こり、砂糖や異性化糖など、強い甘みを持つ糖質は、虫歯を発症させるリスクを高めます。

歯周病は、初期には歯ぐきが腫れたり出血し、進行すると歯と歯ぐきの境目が破壊される
歯周ポケットが形成されたり、歯の周りの歯槽骨が破壊されたりします。
歯周病に関与する細菌は、歯周病菌と呼ばれています。この歯周病菌もまた、虫歯菌と同様、だれの口の中にもいる口腔常在菌です。
歯周病は免疫の働きが低下しているときに、病原性の弱い微生物によって発症します。
この免疫力を担っているのが血液中の白血球です。白血球は体内に侵入してきたウイルスや病原菌、血液中の老廃物などを食べて、血液を浄化し、身体が侵されるのを防ぎます。
この免疫が正常に働いている限り、歯周病は起こりません。
人ではこの免疫の中心が腸管にあります。これを腸管免疫といい、この腸管免疫を破たんさせる大きな原因として、砂糖の過剰摂取があります。砂糖は虫歯の原因だけではなく、
歯周病の原因でもあるのです。
歯周組織を健康に保つためには、さまざまな栄養素が必要です。その中でも特に重要なものとしては、歯や骨の基質となるタンパク質、歯ぐきのコラーゲン線維の形成に重要なビタミンC、鉄、亜鉛など、また骨や歯の石灰化に重要なカルシウムと、カルシウム代謝に重要なマグネシウムなどがあります。
ただしこれらの栄養素は、日常の食事からしっかり摂取する必要があり、自分の歯でしっかりよく咬んで食べることが大切です。そして歯やあごでよく咬むことは、歯周病の予防にとっても重要です。
このように、歯周病は全身的問題によって発症する疾患の、口の中の一症状です。
そして現代人の誤った食生活である、糖質の過剰摂取と栄養欠乏を改善することで、歯周病も予防できます。
歯周病とは免疫力の低下によって起こる疾患です。ですから、歯磨きや定期健診で歯周病を予防するだけではなく、歯周病発症の根本原因である全身的な免疫力の低下が起こらないような生活を心がけることが重要です。
誤った食生活を正し、必要な食事を摂るようにすることが、虫歯も歯周病も予防すること
ができます。


予防でひとり一人の健康と幸せを!
むし歯や歯周病は、毎日のケアがとても重要です。

定期的にクリーニングしていくことにより口腔内が清潔に維持できます。
患者さんが快適な毎日をおくれる様に一緒に考えていきたいと思います。
インプラント治療後も、残っている歯の虫歯予防及びインプラント周囲炎のリスクの存在と、残った歯の歯周病の予防にも、術後の定期メンテナンスは必須です。
また、天然の歯はわずかに移動しますが、インプラントは骨と直接結合するので動きません。
加齢等により、かみ合わせが変化したときに、インプラントに負担がかからないようメンテナンスでかみ合わせの修正も行います。


メンテナンスとは

メンテナンスは、定期的に来院していただき、悪いところがあれば悪くならないように、歯みがきや歯石除去、クリーニング(PMTC)や、歯肉マッサージやリップマッサージ、フッ素塗布・口臭測定などをします。
最近、MI(出来るだけ歯を削らない治療)と呼ばれる新しい修復治療が可能となり、修復治療を行った後でもその治療効果を長持ちさせるために、予防(メンテナンス)中心の歯科治療が求められています。


PMTC(プロフェッショナル・トゥース・クリーニング)とは??

歯ブラシ等で落とせないプラーク(こびりついた歯の汚れ)を柔らかいゴムのチップなどを用いて剥がし取る処置です。
それによって、虫歯、歯周病が予防され、キレイな歯になります。
処置をうけると歯がツルツルになり、お口の中が、さっぱりして、爽快感が抜群です。


歯肉マッサージとは…

歯肉頬移行部には全身のツボがあるといわれており、ハーブエキスの入ったアロマジェルを用いた歯肉マッサージは「気持ちがよい」と患者さんからたいへん好評です。


フッ素塗布とは…

フッ素には歯の再石灰化、細菌の活動の抑制、エナメル質の強化などの効果があり、フッ素を歯に塗ることにより、虫歯を予防することができます。
特にはえかわったばかりの歯は、虫歯になりやすい環境になっています。
クリーニング(PMTC)などによって、プラークの無い状態の時に、フッ素を塗布することは、さらに効果的です。


口臭測定とは…

  • 自分で口の中の臭いが気になる方。
  • 家族もしくは友達から口が臭うといわれた方。
  • 口の臭いが気になるのに、問題はないと言われた方。
  • 長い期間口の臭いでお悩みの方。

など、口臭でお悩みの方は、口臭の測定が可能です。
当院では、世界で最もよく使用されているハリメーター(口臭測定器)を使用しています。
ハリメーターは、揮発性硫黄化合物のガス濃度をリアルタイムで測定し、鼻臭の測定も可能です。


口臭治療とは…

原因が口の中(口臭の9割)にあると診断された場合は

  1. 天然成分のペリオバスタージェルをつけ、2列歯ブラシのつまようじ法で清掃。
  2. 口臭予防スプレーのペリオバスターNを使用。
  3. ナタデウォッシュオーラルリンスで洗口。
  4. 口臭防止用の舌ブラシで清掃。
  5. プロによる徹底した口の中のクリーニング(PMTC)終了後、ハーブエキスの入ったアロマジェルで歯肉マッサージをする。
  6. 口臭予防用ガムを噛むことで、唾液の分泌の促進及び口呼吸の抑制。
  7. (必要に応じて) 虫歯、歯周病、根管の治療。かぶせ物の再製など。

ハリメーター(口臭測定器)とは…

当院では、十数年くらい前に岡山県で初めて導入しました。
そして同時に2台購入し、そのうち1台は岡山大予防歯科に寄付しました。
ハリメーターを当時担当した先生が、森田学先生(現岡山大教授)でした。
岡山大予防歯科の研究や診療に、少しでも貢献できて幸せです。

口臭の三大原因といわれているのが、酒とタバコとコーヒーです。
酒とタバコについては言うまでもありませんが、コーヒーが口臭と関係していることは意外と知られていないのではないかと思います。
コーヒーの中には、舌苔(ぜったい)や口の粘膜の残りやすいにおいの物質が含まれていて、それが口臭の原因になるのだそうです。
従って、常日頃から自分でよく口臭を意識しておくことが大切です。
口臭などは、自分ではなかなか気づきにくいものですから、夫婦や家族の間で指摘し合うようにしておくといいと思います。
「あなた、ちょっと臭いよ」とは、他人には絶対に言えないことです。
だからしかたなく我慢することになるわけですが、その人とはあまり会いたくなくなるから、だんだん関係が悪化してしまう、という事態も考えられなくはない。
そういうことのないように、人が言えないことだからこそ、すべての人がよく自覚する。
それがなにより大事なことだとおもいます。

定期メンテナンスをすることによって、虫歯になりにくい歯と、健康で美しい歯ぐきをつくります。
ご自分でできないクリーニング(PMTC)や、予防管理や治療を定期的に受けていただくことをお勧めします。



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